
道具立ては単純である。
最後のユニコーンは、仲間たちを探すため
ハガード王と「赤い牡牛」を求めて旅に出る・・・。
途中で出会った無能な魔術師は一世一代の大魔術で、
「赤い牡牛」に敗れそうなユニコーンを姫君に変身させてしまう。
やがてハガード王の王子、リーアに恋してしまう。
そして再び「赤い牡牛」との対決。
魔術師は姫君を、ユニコーンに戻してしまう。
敗走するユニコーンを救うのは・・・?
魔術師はリーア王子に言う
「そのために、英雄が、いるのです」
さてさてこの結末は?
わたしがこの本を読んだのは1979年!
まさに名作と呼ぶにふさわしいファンタジーです。