岸田秀「ものぐさ精神分析」中公文庫

実は本当に読んで欲しいのは「続」の方なのだ。
でも順番が大事なのさ。
いきなりぢゃ過激に受け止めかねないからね。
それは「性差別は文化の基盤である」
と題されたエッセイである。

誤解を招くことを承知で簡単に書こう。
現代社会で女性が選ぶことが可能な道は3つしかない。
1.「妻」という名のオブラートにくるまれた娼婦になる
2.性を商品化したあからさまな娼婦になる
3.性的自由を追求する=無料(タダ)でやらせる娼婦になる

さぁ、あなたはどの道を選ぶのだろう。
もちろん新しい選択肢を生み出すために、
社会を変革することだって可能かも知れない。
まずは読んでから。そして考えてみよう。